占いの仕事をしていると、
「なんかセッション後にドッと疲れる…」
「元気な日でも、終わったあとヘトヘトになる…」
「ただ人と話してるだけなのに、なぜこんなに疲れるの…?」
「1日数人観ただけで、ぐったりしてしまう…」
そんな声、よく聞きます。
でも大丈夫。
それ、あなたの感受性が強い証拠です。
そして、ちょっとした工夫でグッと楽になります😊
今回は、占いをして“疲れやすい人”に試してほしい対処法をご紹介します!
そもそもなぜ疲れるのか?占いをすると疲れる5つの理由
① 常に“脳”をフル回転させているから
占いの最中って、実はめっちゃ頭を使ってる。
・カードや星の情報を読み解く
・言葉を選びながら伝える
・相手の表情を見て空気を読む
・時間配分を考える
・着地地点を探す
このすべてをリアルタイムで処理してるから、
終わったあとに「会議3本こなしたあと」くらいの脳疲労が残るのです。
② 相手の感情を“受信”しているから
占いの最中、クライアントが抱えている不安・怒り・寂しさなど…
強い感情を、こちらが「無意識に受け取ってしまう」ことがあります。
とくに感受性が高い人ほど、
言葉以上に“雰囲気”や“気配”で相手の感情を読み取るため、
セッション後にズドーンと疲れるのです。
これは“共感性疲労”とも呼ばれる現象で、
心理職やカウンセラーにもよく起きる状態です。
③ 相手の“無意識の期待”を受け止めているから
クライアントが直接言わなくても、
「どうせ当たらないんでしょ?」
「私の悩みなんて、どうせ解決できないでしょ?」
という“試すような気持ち”が隠れていることがあります。
それを無意識レベルで察知してしまうと、
自分でも気づかないうちに防御や対応をして、心が消耗してしまうのです。
④ 常に“人間関係の空間”に身を置いているから
占いは、人と人との「濃い関係性」を一瞬で構築する行為です。
しかも、恋愛・仕事・家族など、センシティブな話が多いため、
関係性の密度が非常に高い。
つまり、短時間で「重たい対人関係」を何度も構築しては解消して…を繰り返すので、
普通の雑談以上に“対人エネルギー”を消耗するのです。
⑤ 「答えを出す」ことを求められるから
普通の会話なら「そうだね〜わかるよ〜」で済む内容も、
占いになると「で、どうしたらいいんですか?」という“答え”を求められる。
この「正解を出さなきゃ」「納得させなきゃ」というプレッシャーが、
知らず知らずのうちに、心と身体を消耗させるんです。
✨まとめ
占いが疲れるのは、「あなたが未熟だから」ではありません。
それだけ“繊細で、集中力と感受性を要する行為”だからです。
だからこそ、
疲れることを悪いと捉えず、
自分なりのケア方法を見つけていくことが大切です◎
「占いをすると疲れる…」6つの対処法🔮
というわけでここから本題です!
占いをすると疲れる…これに関する対処法を6つ教えますね!
どれも効果が抜群にでるものばかりなので、ぜひ意識してみてね!
① セッションの前後に“区切り”をつくる
占いはエネルギーのやりとり。
何人も連続で観ていると、心が「自分」と「他人」の境界を見失いがち。
そこでおすすめなのが、セッションの前後に“儀式”を設けること。
・お茶を一口飲む
・軽く深呼吸する
・カードを整える
など、自分の状態をリセットするルーティンを作ってみて。
② クライアントの“感情”を受け取らない訓練をする
感受性が高い人ほど「相手の気持ち」をまるごと吸い取ってしまいがち。
でもそれ、あなたの役割じゃない。
相手の感情を“理解”するのと、“同化”するのは別モノ。
プロとしての「一歩引いたスタンス」を意識するだけで、グッと楽になります。
③ 疲れた日の記録をとってみる
なんとなく疲れた日は、ちゃんと理由がある。
・重たい相談が多かった
・相手のテンションが強かった
・自分の体調が微妙だった などなど。
記録をとっておくと、自分の「疲れやすいパターン」が見えてくるよ◎
④ できるだけ“言葉”で整える
スピリチュアルな感覚が強い人ほど「なんとなく」でセッションを進めがち。
でも、ちゃんと言語化することで、自分のエネルギーが安定します。
「私はこう感じた」
「これはこういう意味」
そうやって一つ一つ整えることで、自分がブレにくくなるのです。
⑤ 自分だけの“癒しルーティン”を持つ
占いの後は「疲れて当然」くらいの前提で考えて、
自分だけの“癒しルーティン”を用意しておこう!
・ぬいぐるみと会話する
・好きなアロマを焚く
・推しの動画を観る
・お風呂に塩を入れる
なんでもいい。
とにかく「自分が元に戻れる場所」を見つけておくのが大切!
⑥ そもそも無理な依頼は受けない勇気を
最後にめっちゃ根本的なやつ…
でもこれ、いちばん大事かも…!
占い師って、つい「全部受けなきゃ」と思いがちだけど…
あなたの心身をすり減らしてまで応じる必要はありません。
・相性が合わない人
・やたらと依存的な人
・暴言や攻撃的な言動をする人
そういう人は、優しくお断りしてOK。
自分を守るのも、大切な“占いの技術”のひとつです。
そういうの心がけるだけで、1日の疲労度がまるで変わってきます!
昔僕がコンサルしてた生徒の中には、「誰でも気軽に来てください」をやめただけで、いっきに元気になって回復し、するとその元気さがSNSでどんどん伝わるので、結果的には「顧客を絞ったほうがお客様がたくさん来るようになった」という人が何人もいます!
最後に…💫
占いって、想像以上にエネルギーを使う仕事です。
疲れるのは、あなたが真剣に向き合っている証拠。
だからこそ、自分自身をケアすることも、同じくらい大切にしてくださいね。
疲れない占い師ではなく、疲れても回復できる占い師へ✨