「タロット占いを始めたい!」と思ったとき、多くの人がまず考えるのが「資格を取らなきゃいけないのかな?」ということ。
でもちょっと待って。
それ、本当に必要?
ここでは、あえて「タロット占いの資格をとるべきではない理由」を5つご紹介します。
資格に振り回される前に、ぜひ一度立ち止まって読んでみてください。
タロット占いの資格をとるべきではない5つの理由
① そもそもタロットに“国家資格”は存在しない
多くの人が誤解していますが、そもそもタロット占いに国家資格はありません。
つまり「資格がないと始められない」というのは思い込みです。
存在するのは民間団体による認定資格だけで、それを取得してもしなくても、実際の活動には一切制限がありません。
② 占いの実力は“資格”では証明できない
資格を取ったからといって、リーディングが上手くなるわけではありません。むしろ実践を重ね、クライアントと向き合う中でこそ、本当の実力が育ちます。占い師として評価されるのは「どんな資格を持っているか」より「どんなセッションができるか」です。
③ 資格取得にかかる費用が割にあってない。
民間の資格講座は、数万円から十万円以上するものまで様々です。
その割に内容が座学中心だったり、すでにネットや書籍で学べるようなことばかりだったり…。
正直、時間とお金の無駄なことが多いです😫
はっきり言って、どうせお金をかけるなら「実占経験を増やすこと」に使ったほうが圧倒的に成長します。
④ 資格がなくても活躍している占い師はたくさんいる
そもそも論ですが、実際に活躍している有名な占い師さんの多くは、特定の資格は持っていないことが多いです😇
彼らは資格がなくても多くの人に求められています。
結局のところ、資格よりも“魅力的な発信”や“相手の心に届く言葉”が作れるように、自分自身を磨いていくことのほうがずっと重要だということです。
⑤ 資格があると「資格がないとダメ」という思い込みから、より強固に抜け出せなくなる。
資格を取ると安心感が得られるという人もいますが、それは錯覚です。
それは、「資格によって安心感を得られている」のではなく、自分の中に「何も不安に感じなくていい場面で不安を感じるという間違った感覚」があり、そういった自分のなかの「考えが未熟な部分」を誤魔化しているだけです。
繰り返しになりますが、実際に占い師として活躍している人の多くは、資格なんかなくても自信をもって堂々とセッションをしています。
その逆に「資格をとっている人」の多くは、資格をとってもどこか自信がなさそうな雰囲気が出てしまっており、いつまでも「お客様がつかない占い師」から抜け出せない人がほぼ100%です。
占いは感性と対話の芸術です。
肩書きや紙の証明書より、自分の感覚と向き合うことの方がずっと大切です。
まとめ
資格を取ることが悪いわけではありません。
でも、「資格がないと始められない」と思っていると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。
タロット占いは、本来もっと自由で、もっと直感的で、もっと個性的なもの。
誰かに認められることを願うのではなく、自分で自分を認められる人間性を獲得しましょう。
厳しく聞こえるかもしれませんが、そっちが正道です。
それができないうちは、プロになどなれはしないのです。
勇気の一歩を踏み出してみてくださいね🌱