このページではホロスコープの読み方を解説していきます⭕️
初心者にまず覚えてほしい基本的な4つのポイントを解説しますので、ぜひ覚えてってください!
ホロスコープの読み方、4つのポイント
天体がどのように散らばっているか
まず初めにすることは
「天体の散らばり方」を見ることです。
ホロスコープを作成したら、「天体がどのように散らばっているか」を把握しましょう。
この時、天体がホロスコープの円の中の
「上側」「下側」「右側」「左側」
どの部分に多く収まっているかを見てみましょう。
これだけでも、その人の大まかな傾向を見ることができます。
【 上半分に星が多い 】
・上半分(南半球)に星が多く、
・下半分(北半球)に星が少ない
のであれば、その方は「プライベートより、仕事や社会活動を重視するタイプ」と読めます。
なぜなら上半分の7〜12ハウスはどれも社会生活に関することが中心だからです。
【 下半分に星が多い 】
・上半分(南半球)に星が少なく、
・下半分(北半球)に星が多い
のであれば、その方は「仕事や社会活動より、プライベートを重視するタイプ」と読めます。
なぜなら下半分の1〜6ハウスはどれも個人生活に関することが中心だからです。
【 右半分に星が多い 】
・右側(西半球)に星が多く
・左側(東半球)に星が少ない
のであれば、その方は「良くも悪くも人から影響を受けることが強いタイプ」と言えます。
なぜなら右半分の4〜9ハウスはどれも「誰かと一緒に過ごすテーマ」だからです。
この性質が良い方向に働けば、人と協力して何かを作る力になるでしょう。悪い方向に働けば自分1人では何も決められないということになるでしょう。
【 左半分に星が多い 】
・右側(西半球)に星が少なく
・左側(東半球)に星が多い
のであれば、その方は「良くも悪くも全てを自分の力で切り開くタイプ」と言えます。
なぜなら左半分の1〜3ハウス、10〜12ハウスはどれも「自分1人で探究するテーマ」だからです。
この性質が良い方向に働けば、たった1人になっても最後まで戦い抜くような力強さを持てるでしょう。悪い方向に働けばなんでもかんでも自分1人でやろうとしすぎるような感じに見えるでしょう。
【 全体的に均等に割り振られている 】
とくに星の偏りがなく、全体的に均等に星が割り振られている人は
・仕事も、プライベートもどっちも大事
・自己実現も、みんなで一緒に共感することもどっちも大事
全てをバランスよく大事にする人と言えます。
【 左下側に星が集中している 】
左側の、下側という
ごく狭い範囲に星が密集している場合もあります。
この場合は
下側=「仕事よりプライベート重視」
左側=「お友達や仲間と一緒に過ごすより自分1人でやっていきたい」
ということになるので、
筋金入りの「自分1人で生きる人」ということになります笑
【 右下側に星が集中している 】
この場合は、
「仕事よりは、プライベート重視だけど」
「自分1人よりは、みんなで一緒にを重視する」
ということになります。
例えば、仲良しな友達とみんなで飲み会したり、家族で団欒したりするのが大好きなのかもしれません🙋♂️
僕の知り合いでインスタグラムにやたらと家族と旅行の写真あげてる友達がいまして、この人は年間にどれだけ旅行に行くんだ!?と思ってたんですが、ホロスコープ見たらまさにこのタイプでした😇笑
【 右上側に星が集中している 】
この場合は、
「プライベートより、仕事や社会生活重視」
「さらに自分1人よりは、みんなで一緒にを重視する」
ということになります。
自分への関心がやや薄いのでしょう。
良い方向に働けば経営者としてめっちゃ多くの人を引っ張るような存在になるかもしれません。
でも悪い方向に働けば、仕事ばっかしててあまり家庭を顧みなくて奥さんに怒られたり、気付いたら本当の自分を押し殺して何年も生きてしまったりするかもしれません😫
【 左上側に星が集中している】
この場合は、
「プライベートより、仕事や社会生活重視」
「でも、お友達や仲間と一緒に過ごすより自分1人でやっていきたい」
ということになります。
名作絵画を生み出そうとしたり、武術の達人として拳を極めようとしたり、
己の魂を本に記そうとしたり、何かそういう1人の道をつきすすむイメージです。
でもそれをただ1人の中だけで終わらせるのではなく、なんらかの形で社会に自分を示したいと考えています。
良い方向に働けばその道のなにかしらのプロフェッショナルになるでしょうが、悪い方向に働くとちょっとめんどくさい人になるかもしれません😇w
こんな感じで見ていくと、これだけでもすでになんとなく占い師っぽいこと言えるようになります!
ぜひあなたも自分のホロスコープを見て、星の偏りを見てみてください🙋♂️
エレメントのバランス
次にエレメントのバランスを見てみましょう。
ホロスコープを展開すると、
・火
・風
・水
・地
という4つのエレメントに対して
それぞれ星が何個ずつ割り振られているかなー?
みたいなのが、備考欄的なところにのっているかと思います。
そこを見るだけでも、その人の大まかな性質を見ることができます。
・火が多い
思ったことを、すぐ行動したい人です。
また他人に対しても、どんどん行動してほしい、行動的であってほしいと願っています。
・風が多い
思ったことを、すぐ言葉として整理して伝えたい人です。
また他人に対しても、理路整然とした思考であってほしいと願っています。
・水が多い
思ったことを、共感してもらいたい人です。
また他人に対しても、共感的な姿勢で接してほしいと願っています。
・地が多い
思ったことを、明確な形にしたい人です。
形がないものへの興味は薄いです。
仕事ではやりがいより、具体的な金銭や待遇を重視するでしょう。
燃え上がる恋より、将来を見据えた結婚を重視するでしょう。
・とくに偏りがない
バランスよく割り振られている人は、それら全てに対する理解があります。
思ったことを「行動したい」「伝えたい」「共感してほしい」「形にしたい」という全ての気持ちに対して一定の理解を示すことができます。
実際にはこれに加えて太陽がどこの星座にいるかーとか細かく見ていくわけですが、いったんここのバランスを見るだけでも、なんとなく大まかな人物像が見えてきます🙋♂️
初心者のうちはまずここを見るだけでもなんとなくそれっぽいことが言えますので、ぜひ色んな人のバランスを見ていろいろ想像してみましょうー!
太陽、月、アセンダントを見る
次に基本性質を見てみましょう!
ホロスコープで自分の基本性質を見る場合は、以下3つの点を見るとわかりやすいです。
・太陽星座
・月星座
・1ハウスのサイン(アセンダント星座)
それぞれの「意味」、そして「見方」は以下の通りです。
↓↓↓
・太陽星座
「人前ではこんな自分でありたい、こんな自分でいられるとすごくノビノビした気分でいられる、イキイキと元気いっぱいでいられる、そんな姿」を表します。
あなたが無意識レベルで「こんな自分でありたい」と描いている自分の姿です。
これの見方も簡単、「太陽」がどのサインの位置にあるか?です☀️
・月星座
「1人でリラックスして落ち着いている時の自分はどんな人か?」を表します。
無意識レベルでなんとなく「こういうことしていると安心する、ホッとする、落ち着くなー」という部分を見ることができます。
これの見方は簡単、「月」がどのサインの位置にあるか?です🌕
・アセンダント星座(1ハウスがどのサインに向いているか)
「周囲からあなたはどう見えているか」を表します。
これの見方は、「1ハウスがどのサインに向かっているか?」です。
1ハウスは「あなたが生まれ持った身体的特徴」をあらわすハウスですが、そこから派生して「周囲から見える自分の姿をあらわす」ともされています。
人によっては1ハウスが複数のサインにまたがっている場合もあります。
例えば僕の場合も、1ハウスが双子座から蟹座にまたがっています。
その場合、基本的には「より始点側にある星座」をアセンダントとします。
だから僕の場合、アセンダントは双子座です。
しかしプロい人のなかにはたまに「この人は双子座のように見られる瞬間と、蟹座のように見られる瞬間があるわね」とか「この人はアセンダント双子座だけど、ほぼ蟹座に閉められているのでそちらからの影響を強く受けているわね」みたいに読む人もいたりします。
例として、中川龍さんのホロスコープの画像を添付しておきますね。
これを見る限り、僕はこういう人ってことになります。
↓↓↓
・太陽星座「双子座」
中川龍さんは、人前では「とにかく常に動きまわってる感じ」「昨日までは赤だったことが今日は青になっているように」「千変万化な感じ」でいるのがもっともしっくりくるようです。
また、太陽に火星が隣接していることからも、そういう「本来の自分」で進んでいるときは、無尽蔵にパワーを発揮することができそうです。ファイヤー!
僕はわかりやすくするために一応「タロット占い師」を名乗っていますが、実際は心やマインド、経済や政治、マーケティングやSNS、社会や歴史や哲学なんかが好きで、そういうさまざまな軸から占いを語ることができるのが自分の強みだなとは思っているのでそのことが出ているのかもしれませんね!
その昔とある占星術師に「あなたを一言であらわすなら『疾風なる混沌』です」と言われましたが、そういうことか!!!!😇
・月星座「魚座」
中川龍さんは、「1人でリラックスして落ち着いている時」は、空想にふけるのが大好きなところがあります。地球規模、あるいは宇宙規模で物事を考えたり、人生の普遍的な原理原則を考えたりするのも大好きでしょう😇
確かに自分1人のときはひたすら妄想をしていることが多いです!
・アセンダント「双子座から蟹座にかけてまたがる」
中川龍さんは、アセンダント双子座なので、基本的には太陽のような自分の通りに人からも見られています。ただし1ハウスの後半半分くらいが蟹座にも占められているので、「仲間を大事にしそう」「優しそう」「守ってくれそう」的な印象を持たれることも多そうです。
「双子座のような何がなんだかわからないカオスな印象」と「蟹座のような温かい守護者的な印象」の二つを併せ持っていそうです。
確かに僕はインターネット上だとわりと独特な立ち位置にいるほうだと思いますが、実際に会うとめっちゃ温和って言われるのでなんかすごくわかります笑
ってな感じで読んでいきます!!!!!
「アスペクトを見る」
アスペクトとは、星と星が示す角度のことです。
アプリやウェブサイトなどでホロスコープを展開すると、だいたい「60度」「90度」みたいなのをまとめた表みたいなのが一緒に出てきませんか?
あれのことです。
占星術の世界では、天体同士が織りなす角度のことをアスペクトと言い、その角度によって運気などを見ることができると言われています。
アスペクトにはけっこういろんな種類があるんですが、ここではいったん代表的なものだけ紹介します。
【コンジャンクション(0度)】
星と星がほぼ同じ地点にある図のことを言います。
隣同士で並んでしまっていることから、その二つはめっちゃ混ざり合うと言われます。
どういう天体が合するのか?によって、その作用は千差万別です。
ちなみに僕は太陽と火星がコンジャンクションしているので、「自分」「戦い」というそれぞれのキーワードが混ざりあって「自分と戦い続けるでしょう」みたいに解釈したりします。w
【セクスタイル(60度)】
これは星と星が60度の位置関係にあるよということです。
この位置関係にある二つの星は「調和がとれている」とされ、その二つを両立したり、バランスよく上手に扱うことができると言われます。
【トライン(120度)】
これは星と星が120度の位置関係にあるよということです。
この位置関係にある二つの星は「調和がとれている」とされ、その二つを両立したり、バランスよく上手に扱うことができると言われます。
【スクエア(90度)】
これは星と星が90度で直角の位置関係にあるものをいいます。
直角なので、お互いに牽制しあい、望む方向にうまく進まないと言われます。
オポジション(180度)
これは星と星が180度で直角の位置関係にあるものをいいます。
この二つは常にぶつかり合っているため、緊張関係にあり、その星の力を弱めると言われます。
以上、代表的なアスペクトの解説でした。
あなたは、各天体がどういうアスペクトを織りなしていますか?
そういうところから、自分の人生の特徴が見えたりしますので、ぜひいろいろ妄想してみましょう!
占星術の基本解説⭐️ホロスコープの読み方、占い方、性格診断、ハウスやアスペクトの読み方など
今回は基本的な読み方だけ解説しましたが、より詳しく全般的な見方を知りたい方はこちらの記事をお読みください💫

占星術の独学におすすめの本まとめ!占星術をもっと極めたいあなたへ
さらにもっと知識を深めたい人は、以下の記事で「占星術の独学におすすめの本」をまとめているので、こちらをお読みください。

読んでくれてどうもありがとう🐻✨
どこかの誰かの参考になれば幸いです!